望月人形

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伝統型 駿河雛人形天神飾

駿河雛人形のルーツでもある天神人形。昔ながらの伝統ある仕立てです。他の人形と比較して形が大きく、両袖がハネ上がり男らしさを現しています。

この天神人形を飾り祀るのは、全国的にも珍しい風習です。静岡県でも中部地区(大井川町周辺から沼津辺りまで)のみの風習であり、男の子が生まれると、健やか成長、学問成就、災難除けとして男の子の一生のお守り雛として三月三日の上巳の節句に、飾り祀ります。

一般的には男の子はお祝いは、端午の節句の五月五日ですが、この地方には茶農家が多く、端午の節句の時期はちょうど一番茶の忙しい収穫と重なるために、三月三日の上巳の節句にお祝いしたのが始まりだそうです。

もともと天神様は、京都の北野天満宮に祀られている天津神(あまつかみ)という神様でした。しかし平安時代、優れた学者であった菅原道真は九州の太宰府に流されてその地で亡くなった後、京都の北野天満宮にお祀りされました。その際に天満大自在天神(てんまんだいじざいてんじん)という神格で祀られ、天神様=菅原道真となりました。
後の世の人は立派な行いをした道真の精神を尊敬し、学問の神・雷神・農耕の神様として今も信仰されています。

駿河雛人形について

三月三日にお祝いする男の子のお雛様です。

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現在では当店でしか見られなくなった、伝統を重んじた静岡らしいスタイルです。

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衣装には京都西陣織のヨリ金糸を使用しております。

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当店のお雛様のお顔はすべて、桐塑製本頭を使用しております。

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三段式の親王台です。

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屏風は金沢箔を使用しております。

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御人形司 二代 望月麗光

【経済産業大臣指定 伝統工芸士】
昭和48年から先代 望月源藏の元で人形製作の手ほどきを受け、修行を重ねる。平成15年に経済産業大臣指定「伝統工芸士」に認定される。二人の後継者と共に、先代の作風を守りつつ、時代に見合う新たな試みに着手し、さまざまな雛人形の製作に励む。

当店は大量生産するお店ではなく、作品一つ一つこだわって雛人形を製作しております。
そのため一点ものも多く、完売の場合はご了承下さい。

また大切なお子様ために、生地、大きさ、形など、ご希望のスタイルに合わせて
お雛様のオーダーメイド製作もしております。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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あなただけのカスタマイズが可能な商品もございます。お気軽にお問い合わせください。

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