〒421-3104 静岡市清水区由比北田112-19
【営業時間】AM10:00〜PM6:00
TEL.054-376-0010
LOADING
令和の即位式の際に天皇陛下と雅子皇后陛下がお召しになった装束です。今日まで継承されている格調高い文様「黄櫨染 桐竹鳳凰麒麟文」。天皇陛下しか着ることが出来ない最高の御袍。
男雛の衣紋道(着装法)は「山科流」の仕立てになっており、袖の部分が2回ヒダをとり、首上(襟部分)は、十文字の印になっております。一般的に売られているお雛様は高倉流で作られています。当店ではワンランク上の作品は全て生地をたっぷり使った山科流で仕立てております。その他に登り(懐)の部分は実際同様に縫い目の部分を真ん中に持ってくる「正中」仕立てとなっております。
女雛の柄は「松喰鶴」。松喰鶴は文字通り、松の小枝をくわえた鶴が飛んでいる様子をデザイン化したもの。鶴は古代中国の神仙思想(しせんしそう)において霊長とされていた。そして、若松は延命長寿の瑞木として考えられた。そのため、これから伸びゆく清々しい生命力を宿した「若松」と霊長の「鶴」を組み合わせ、二重におめでたい文様として使われている。五衣は、表地が赤で統一され、裏地は紅の匂い(グラデーション)となっている。
素材や製法にこだわり、手間ひまをかけて制作する、小さいながらも確かな品質のお雛様です。
※男雛は写実性を考え、あえて太刀と平緒は付属しません。
鎌倉時代からの衣紋を伝えているのは山科家と高倉家で、室町時代から両家ともに装束の調達並びに天皇のお服上げの奉仕をしてきました。装束の着装法の伝統は守られており、現在でも山科流・高倉流と並び称されています。この両流には装束の制作や着装の上でもわずかながら相違があります。
※本作品は鎌倉時代から続く衣紋道(着装法)に可能な限りに再現した作品となっております。
※お姫様の衣紋道(着装法)は山科流・高倉流ともに大きな違いはありません。
本作品はオンラインストアでご購入できます。
当店は大量生産するお店ではなく、作品一つ一つこだわって雛人形を製作しております。
そのため一点ものも多く、完売の場合はご了承下さい。
また大切なお子様ために、生地、大きさ、形など、ご希望のスタイルに合わせて
お雛様のオーダーメイド製作もしております。皆様のご来店を心よりお待ちしております。